React.js を使うと、Webpack か Browserify と一緒に使うのがオススメです。個人的には Webpack のほうがすきです。時々 Dev バージョンに Warning が表示されたりして、Production にはそういう Warning が表示されません。それは
("production" !== process.env.NODE_ENV) ? Warning : other-process;
に秘密を隠れています。
Webpack を使うと、最後の package には、Node みたいに process.env というコードが追加されます。production バージョンをコンパイルする場合、
plugins: [
new webpack.DefinePlugin({
'process.env': {
'NODE_ENV': JSON.stringify('production')
}
})
],
が使うので、NODE_ENV は "production" になります。それで、Warning とかが実行されないようになります。
実際のコードは Uglify を通すと、false になるところが全部消されるので、production バージョンのコードには残りません。
通常の開発では、活用できるかなと。
それでは、また。
Code
2016年4月10日日曜日
React.js のほうがいい、Angular 1.0 と比べたら
つい、来週新機能のリリースが決まりました。同時に、React.js のほうが、Angular JS 1.0 より良いと思われるようになりました。
以前、Framework として、AngularJS 1.0 のほうが上だと思っていましたが、React.js 15.0 のリリースより、DOM が綺麗になったことで、React.js のほうが Better になりました。
まず、data-reactid という属性がなくなりました。次、React.js によりフリーテキストに追加された<span> タグもなくなりました。これは React.js 最後の二つ問題点だと思っていましたから。これで、DOM は前より軽量に、本当の DOM のままになりました。逆に、AngularJS 1.0 の場合、ng-scope など、いろんな要素が追加されて、複雑です。
もう一つ、最大な決め手は React.js のほうが速いです。以前 AngularJS を使うとき、ぐるぐる回る gif の Spinner 止まったり、アニメーションがカクカクしたりすることが結構ありましたが、React.js の場合、一度も見たことがありません。
今作ってるサイトは競合サイトが結構あって、そちらは大体 AngularJS を使っています。同じ Spec のコンピューターを使うと、遅いなと思われました。特に Google Maps API で Marker を地図に入れる処理は UI が止まったようです。それは良くない User Experience です。
さらに、React Native も少し見てみたので、Cordova とか Sencha Touch とかと違って、これは本当の Native App になります。HTML5 Hybrid App 一つの問題は遅いです。React Native を使うと、同じ概念で、本当の App が作れるし、Native のアップだから、多少無駄なコードがあっても、全然問題ないはずです。
重要なことは一つのライブラリを使って、Web、iOS、Android 全部カバーできることです。さらにサーバーサイドレンダリングもできるので、一つのエコシステムになるような気がしています。
これから、時間をみて、今使ってる React.js のバージョンを 15.0.1にして、早くアプグレードしようと思います。
それでは。また。
以前、Framework として、AngularJS 1.0 のほうが上だと思っていましたが、React.js 15.0 のリリースより、DOM が綺麗になったことで、React.js のほうが Better になりました。
まず、data-reactid という属性がなくなりました。次、React.js によりフリーテキストに追加された<span> タグもなくなりました。これは React.js 最後の二つ問題点だと思っていましたから。これで、DOM は前より軽量に、本当の DOM のままになりました。逆に、AngularJS 1.0 の場合、ng-scope など、いろんな要素が追加されて、複雑です。
もう一つ、最大な決め手は React.js のほうが速いです。以前 AngularJS を使うとき、ぐるぐる回る gif の Spinner 止まったり、アニメーションがカクカクしたりすることが結構ありましたが、React.js の場合、一度も見たことがありません。
今作ってるサイトは競合サイトが結構あって、そちらは大体 AngularJS を使っています。同じ Spec のコンピューターを使うと、遅いなと思われました。特に Google Maps API で Marker を地図に入れる処理は UI が止まったようです。それは良くない User Experience です。
さらに、React Native も少し見てみたので、Cordova とか Sencha Touch とかと違って、これは本当の Native App になります。HTML5 Hybrid App 一つの問題は遅いです。React Native を使うと、同じ概念で、本当の App が作れるし、Native のアップだから、多少無駄なコードがあっても、全然問題ないはずです。
重要なことは一つのライブラリを使って、Web、iOS、Android 全部カバーできることです。さらにサーバーサイドレンダリングもできるので、一つのエコシステムになるような気がしています。
これから、時間をみて、今使ってる React.js のバージョンを 15.0.1にして、早くアプグレードしようと思います。
それでは。また。
2016年3月6日日曜日
React.js Modal Component の作り方
いろいろ忙しいです、最近は。プロジェクトのリリースは一ヶ月伸ばされました。ビジネス側はログイン機能がほしいと言ってきたので、五月のプランに入っている Authorisation / Authentication 機能を3月いっぱいで開発することになりました。そのログイン機能はモーダルをポップアップして、ページの真ん中に表示することになっています。
ライブラリを使おうと思ってましたが、調べてみたら、React.js 版はあまり内のプロジェクトにあわないなと思いました。それで、自分で作ろうと思いました。
まず、そのモーダルポップアップは一つになるべきです。つまり一ページの中に一個だけにしたいです。そうすると、children を変えることで、いろんなポップアップが表示できます。次、ページの真ん中に表示するにはまず div とその overlay が必要です。
<div className={ "modal" + this.props.showModal ? " active in" : "" }>
{this.props.children}
</div>
<div className="overlay"></div>
もちろん、overlay は pseudo-element でもできます。
簡単ですね。:)ポップアップするときに、props.showModal を使って、active in class を追加して、画面に表示します。
そのあとは close ボタンなどを作るだけです。
まぁ、もし children にクローズボタンとか入れる場合、React.cloneElement を使ったりして、props を追加すればいいですね。
AngularJS と比較すると、テンプレートベースのモーダルは ng-include を使えば、同じことができます。
ここで、React.js のいいことは、re-render は速いです。すでにレンダリングした Component をもう一度レンダリングする場合、children の type をまず React.js を比較して、もし違うタイプだったら、ツリー全体を更新しますが、もし同じ Component の場合、更新するだけです。DOM 操作は最小限に抑えています。
逆に AngularJS の場合、ng-include はテンプレートの string をチェックしていますので、変わってない場合は Dirty Check でスキップされます。つまり、モーダルが更新されないのです。ここで、ng-include を一回クリアするか、$timeout を使って、リフレッシュしないといけません。または自分でその テンプレートの scope 引数を親から変更したりして、更新します。また Dirty Check が一つ増えます。
React.js の場合、わかりやすいですし、AngularJS 1.0 は面倒くさいなと。AngularJS 2.0 では scope の ダイジェスト対象が設定できるようになるので、速くなると思いますが、やはり、Component という概念は上だと思います。
来週 Polymer を見てみよう。
ライブラリを使おうと思ってましたが、調べてみたら、React.js 版はあまり内のプロジェクトにあわないなと思いました。それで、自分で作ろうと思いました。
まず、そのモーダルポップアップは一つになるべきです。つまり一ページの中に一個だけにしたいです。そうすると、children を変えることで、いろんなポップアップが表示できます。次、ページの真ん中に表示するにはまず div とその overlay が必要です。
<div className={ "modal" + this.props.showModal ? " active in" : "" }>
{this.props.children}
</div>
<div className="overlay"></div>
もちろん、overlay は pseudo-element でもできます。
簡単ですね。:)ポップアップするときに、props.showModal を使って、active in class を追加して、画面に表示します。
そのあとは close ボタンなどを作るだけです。
まぁ、もし children にクローズボタンとか入れる場合、React.cloneElement を使ったりして、props を追加すればいいですね。
AngularJS と比較すると、テンプレートベースのモーダルは ng-include を使えば、同じことができます。
ここで、React.js のいいことは、re-render は速いです。すでにレンダリングした Component をもう一度レンダリングする場合、children の type をまず React.js を比較して、もし違うタイプだったら、ツリー全体を更新しますが、もし同じ Component の場合、更新するだけです。DOM 操作は最小限に抑えています。
逆に AngularJS の場合、ng-include はテンプレートの string をチェックしていますので、変わってない場合は Dirty Check でスキップされます。つまり、モーダルが更新されないのです。ここで、ng-include を一回クリアするか、$timeout を使って、リフレッシュしないといけません。または自分でその テンプレートの scope 引数を親から変更したりして、更新します。また Dirty Check が一つ増えます。
React.js の場合、わかりやすいですし、AngularJS 1.0 は面倒くさいなと。AngularJS 2.0 では scope の ダイジェスト対象が設定できるようになるので、速くなると思いますが、やはり、Component という概念は上だと思います。
来週 Polymer を見てみよう。
2016年2月21日日曜日
React.js もっと速くするコツ
TL; DR:
React.js Component を作る際:
1 shouldComponentUpdate 関数は必ず入れましょう。または pureRenderMixin みたいなモジュールを使いましょう。
2 Component は state を持つであれば、最小限の Component にしましょう。そうすると、setState は最小限 render() 関数を呼び出すし、最小限の DOM 更新します。
3 App に state を置いて、各 Component はできるだけ props を使いましょう。もしいっぱい props があったら、Babel を使って、 {...obj} みたいなシンタックスを使いましょう。
本文:
リリース日が近づいてきました。今作ってる Single Page Web App はもう一丁大きくなって、HTML Node の数は 20k 超えました。AngularJS の場合、もうなんかしないといけないサイズになりますが、React.js はサクサク動くだけです。この辺は DOM 操作とJavaScript 処理の差が出ました。
ただ、React.js を使うだけで、Web App が速くなることではないと思います。やはり前書いたように AngularJS みたいに作り方次第です。AngularJS と同様、React.js Web App を速くする方法は必要なときだけ、データとDOMを更新して、また更新する必要な場所だけ更新します。
AngularJS 1.0 の Dirty Check みたいに、React.js App を更新するには setState() という関数があります。this.setState({newState: newState}) を呼ぶと、その Component の render() 関数が呼ばれて、さらに、Component Tree の比較と行われます。そうすると、React.js は Virtual DOM の変化をキャッチして、実際の DOM を更新します。ただ、Component の render() 関数を呼ぶべきかどうかは shouldComponentUpdate() という関数がコントロールしています。デフォルトでは shouldComponentUpdate() は return true; のみです。この関数は必ず自分で書くべきです。または pureRenderMixin を使って、Component が更新必要なときだけ、true を返して、そうでない場合、false を返すべきです。
さらに、Component は state を持つべきかどうかをよく考えないといけません。一般的に、Web App 全体の App Component に state を置いて、その他の Component は props のみ使うべきです。ただし、carousel や、toggle button みたいな自分の state が必要なとき、state を使いましょう。
例えば、App の構造は:
<div className="app">
<panel1 data={this.state.data1} />
<panel2 data={this.state.data2} />
</div>
App の state に data1, data2 が store から取得して、もし変化がある場合、this.setState({data1: newData}) を呼び出したら、panel1 は更新すべきですが、data2 が変わってないので、 panel2 はこの更新をスキップするために、panel2 component の shouldComponentUpdate 関数は
return this.props.data2 !== nextProps.data2;
を書くべきです。もし data2 は複雑な object や、array の場合、deep check は難しいであれば、更新もそんなに頻繁ではない場合、いつも新しい object を作ってもいいようが気がします。
そうでないと、React.js はいくら速くても、アプリの作りによる重くなることもありうるし、AngularJS より軽いですが、AngularJS みたい遅くなるケースもあります。
React.js Component を作る際:
1 shouldComponentUpdate 関数は必ず入れましょう。または pureRenderMixin みたいなモジュールを使いましょう。
2 Component は state を持つであれば、最小限の Component にしましょう。そうすると、setState は最小限 render() 関数を呼び出すし、最小限の DOM 更新します。
3 App に state を置いて、各 Component はできるだけ props を使いましょう。もしいっぱい props があったら、Babel を使って、 {...obj} みたいなシンタックスを使いましょう。
本文:
リリース日が近づいてきました。今作ってる Single Page Web App はもう一丁大きくなって、HTML Node の数は 20k 超えました。AngularJS の場合、もうなんかしないといけないサイズになりますが、React.js はサクサク動くだけです。この辺は DOM 操作とJavaScript 処理の差が出ました。
ただ、React.js を使うだけで、Web App が速くなることではないと思います。やはり前書いたように AngularJS みたいに作り方次第です。AngularJS と同様、React.js Web App を速くする方法は必要なときだけ、データとDOMを更新して、また更新する必要な場所だけ更新します。
AngularJS 1.0 の Dirty Check みたいに、React.js App を更新するには setState() という関数があります。this.setState({newState: newState}) を呼ぶと、その Component の render() 関数が呼ばれて、さらに、Component Tree の比較と行われます。そうすると、React.js は Virtual DOM の変化をキャッチして、実際の DOM を更新します。ただ、Component の render() 関数を呼ぶべきかどうかは shouldComponentUpdate() という関数がコントロールしています。デフォルトでは shouldComponentUpdate() は return true; のみです。この関数は必ず自分で書くべきです。または pureRenderMixin を使って、Component が更新必要なときだけ、true を返して、そうでない場合、false を返すべきです。
さらに、Component は state を持つべきかどうかをよく考えないといけません。一般的に、Web App 全体の App Component に state を置いて、その他の Component は props のみ使うべきです。ただし、carousel や、toggle button みたいな自分の state が必要なとき、state を使いましょう。
例えば、App の構造は:
<div className="app">
<panel1 data={this.state.data1} />
<panel2 data={this.state.data2} />
</div>
App の state に data1, data2 が store から取得して、もし変化がある場合、this.setState({data1: newData}) を呼び出したら、panel1 は更新すべきですが、data2 が変わってないので、 panel2 はこの更新をスキップするために、panel2 component の shouldComponentUpdate 関数は
return this.props.data2 !== nextProps.data2;
を書くべきです。もし data2 は複雑な object や、array の場合、deep check は難しいであれば、更新もそんなに頻繁ではない場合、いつも新しい object を作ってもいいようが気がします。
そうでないと、React.js はいくら速くても、アプリの作りによる重くなることもありうるし、AngularJS より軽いですが、AngularJS みたい遅くなるケースもあります。
2016年1月26日火曜日
React.js Vs AngularJS、どっちがいい その3 - React.js 速い!
TL; DR: Web App のスピードにこだわりがあるなら、React.js を使おう。
追伸:新しいプロジェクトが始まる場合、AngularJS 1.0 を使わないで、できれば、AngularJS 2.0 を待ったほうがいいと思います。
その3で isomorphic (サーバー側レンダリング)を書こうと思いましたが、Reac.js のスピードに驚いたので、まず React.js について詳しくメモしておきたいです。
今作ってる Single Page Web App のサイズがだんだん大きくなって、ライブラリを除いて、Dev バージョンはつい 15K 行を超えました。一般的に Framework を使うと、アプリのサイズは小さくなります。ちなみに、Dev バージョンの AngularJS 1.3 は約 25K 行、React.js (Flux) は 18K 行ぐらいあります。
Web App の DOM Node は約 9500 で、メモリは 50M ぐらいを使っています。このサイズで、経験から、AngularJS はもう重くて、Dirty Check と DOM 更新は 400ms 超えることもあります。ユーザーは遅延が感じられるサイズになります。React.js の場合、サクサク動いてて、全然遅いと感じられません。
Framework 自身のコストもありますので、AngularJS や、Backbone.js などはすぐ DOM を更新する系は重く感じます。React.js の Virtual DOM はかなり快適に動いていることがわかります。
これは主に shouldComponentUpdate や React.addons.PureRenderMixin うまく使った結果だと思います。
React.js の場合、Component の state や props が更新されると、render 関数がもう一度呼び出して、Virtual DOM を更新します。さらに更新された Virtual DOM と前の Virtual DOM を比べて、変更された部分だけ DOM を更新します。さっと見ると、AngularJS 1.0 の Dirty Check とあまり変わらないじゃないかと。でも、実際はかなり違います。AngularJS 1.0 は DOM 更新を随時に行います。最初も DOM をスキャンーして、Directive を処理します。メモリなどはかなりのサイズで消耗していきます。React.js の場合、Virtual DOM の比較アルゴリズムはうまく仮想を立てて、shouldComponentUpdate もうまく利用して、本来なら O(n3) ですが、O(n) で実現できるようになりました。つまり、一回の比較で、もう変更点がわかるようになります。Dirty Check は 一回の Digest で2回実行されます。世の中間違って AngularJS を使っているアプリの中に、多分無数の $timeout を使ってるなと思って、Digest はずっと動いているかもしれません。デスクトップはいいとして、モバイルの場合、電池の消耗は速いと思われています。
でも Framework や Lib は使い方次第で、スピードがかなり異なりますので、今のチームでは、うまく PureRenderMixin を使って、state と props を比較して、Component の更新が必要ないなら、shouldComponentUpdate を false を返して、render 関数をスキップします。React.js の中にも false を見ると、その Tree を比較しないようになっています。下記のページもまとめています。
react.js advanced performance
Component には Lifecycle があります。なんでもかんでも setState() 関数を呼び出すと、react.js もさすがに重くなります。(前のチーム開発したApp はかなり重く感じられます。React.js でよかったなと思って、AngularJS の場合はもう重くて、重くて、使えないかもしれません。)
だから、componentDidUpdate や、componentWillReceiveProps 関数の呼び出すタイミングを測って、どのように Parent Component を更新するかとか、新しい props をもらったら、どのように state を変更するかとか細かく考えないと。できるだけ Component 不要な render 関数呼び出しを減らさないと。
それに、component は本当に state 必要かも考えましょう。必要ないなら、stateless の component を使いましょう。
AngularJS の機能が強いから、いろんな使い方がありますので、簡単にはアプリ全体の構造が壊されます。($timeout を使って、次の Digest を呼び出して、DOM を更新するという間違った使い方。。。)
React.js の場合、概念が簡単だし、機能はそんなに強くないから、逆にアプリ全体がきれいに見えます。
もし、アプリのスピードに要求がある場合、React.js を使った方がいいと思われます。
追伸:新しいプロジェクトが始まる場合、AngularJS 1.0 を使わないで、できれば、AngularJS 2.0 を待ったほうがいいと思います。
その3で isomorphic (サーバー側レンダリング)を書こうと思いましたが、Reac.js のスピードに驚いたので、まず React.js について詳しくメモしておきたいです。
今作ってる Single Page Web App のサイズがだんだん大きくなって、ライブラリを除いて、Dev バージョンはつい 15K 行を超えました。一般的に Framework を使うと、アプリのサイズは小さくなります。ちなみに、Dev バージョンの AngularJS 1.3 は約 25K 行、React.js (Flux) は 18K 行ぐらいあります。
Web App の DOM Node は約 9500 で、メモリは 50M ぐらいを使っています。このサイズで、経験から、AngularJS はもう重くて、Dirty Check と DOM 更新は 400ms 超えることもあります。ユーザーは遅延が感じられるサイズになります。React.js の場合、サクサク動いてて、全然遅いと感じられません。
Framework 自身のコストもありますので、AngularJS や、Backbone.js などはすぐ DOM を更新する系は重く感じます。React.js の Virtual DOM はかなり快適に動いていることがわかります。
これは主に shouldComponentUpdate や React.addons.PureRenderMixin うまく使った結果だと思います。
React.js の場合、Component の state や props が更新されると、render 関数がもう一度呼び出して、Virtual DOM を更新します。さらに更新された Virtual DOM と前の Virtual DOM を比べて、変更された部分だけ DOM を更新します。さっと見ると、AngularJS 1.0 の Dirty Check とあまり変わらないじゃないかと。でも、実際はかなり違います。AngularJS 1.0 は DOM 更新を随時に行います。最初も DOM をスキャンーして、Directive を処理します。メモリなどはかなりのサイズで消耗していきます。React.js の場合、Virtual DOM の比較アルゴリズムはうまく仮想を立てて、shouldComponentUpdate もうまく利用して、本来なら O(n3) ですが、O(n) で実現できるようになりました。つまり、一回の比較で、もう変更点がわかるようになります。Dirty Check は 一回の Digest で2回実行されます。世の中間違って AngularJS を使っているアプリの中に、多分無数の $timeout を使ってるなと思って、Digest はずっと動いているかもしれません。デスクトップはいいとして、モバイルの場合、電池の消耗は速いと思われています。
でも Framework や Lib は使い方次第で、スピードがかなり異なりますので、今のチームでは、うまく PureRenderMixin を使って、state と props を比較して、Component の更新が必要ないなら、shouldComponentUpdate を false を返して、render 関数をスキップします。React.js の中にも false を見ると、その Tree を比較しないようになっています。下記のページもまとめています。
react.js advanced performance
Component には Lifecycle があります。なんでもかんでも setState() 関数を呼び出すと、react.js もさすがに重くなります。(前のチーム開発したApp はかなり重く感じられます。React.js でよかったなと思って、AngularJS の場合はもう重くて、重くて、使えないかもしれません。)
だから、componentDidUpdate や、componentWillReceiveProps 関数の呼び出すタイミングを測って、どのように Parent Component を更新するかとか、新しい props をもらったら、どのように state を変更するかとか細かく考えないと。できるだけ Component 不要な render 関数呼び出しを減らさないと。
それに、component は本当に state 必要かも考えましょう。必要ないなら、stateless の component を使いましょう。
AngularJS の機能が強いから、いろんな使い方がありますので、簡単にはアプリ全体の構造が壊されます。($timeout を使って、次の Digest を呼び出して、DOM を更新するという間違った使い方。。。)
React.js の場合、概念が簡単だし、機能はそんなに強くないから、逆にアプリ全体がきれいに見えます。
もし、アプリのスピードに要求がある場合、React.js を使った方がいいと思われます。
2015年12月21日月曜日
React.js Vs AngularJS、どっちがいい その2
アップデート 2016/05/22: AngularJS 1.0 に比べたら、React.js のほうがいいです。React.js は UI View のライブラリなので、AngularJS 2.0 と Aurelia と比べるにはちょっと弱いですが、性能重視なら、React.js を使ったほうがオススメです。
先月から、つい新しいプロジェクトが始まって、React.js を毎日使うようになりました。開発してるページは結構複雑なウェブアップで、Back End は ASP.NET C# WebApi を使って、Ajax でデータを取得してから、すべてのロジックは Client サイドにあります。
今全てのページも一つの App にして、実際レンダリングは JavaScript になっています。それも React.js の哲学の一つ:DOM は遅い、JavaScript は格段に速い。あと、AngularJS のテンプレートと違って、Component が JSX で JS コードで直接 HTML をコントロールしています。
JS コードだから、何をやろうとすると、結構やりやすいです、テープレートに比べたら。ただ、JSX を普通の JS コードに変更するにはちょっと時間がかかります。今 WebPack と Babel を使っています。Gulp Watch を使って、JSLint も含めて、コンパイルは約 3 秒ぐらいかかります。これは遅いと感じています。AngularJS の場合、コンパイルが必要ないから、スタイリングするとき、やりやすいです。WebPack を通すと、ちょっと時間がかかるため、Watch をうまく使わないと、開発効率が下がります。今、Gulp のタスクをさらに細かくにして、コンパイル時間を1秒いかに抑えたいです。ここで、AngularJS の開発効率は高いと思います。
次は Flux という Framework です。AngularJS の場合、テンプレートから、Service まですべての MV* を提供しています。React.js は UI Library だから、Flux とうまく合わせて、一つの Framework になります。Flux は結構簡単なもので、何かをやろうとすると、AngularJS と比べたら、やりにくく感じます。ただ、Flux は簡単ゆえに、アプリ全体の構造も簡単になります。AngularJS みたいに、2ヶ月ぐらい勉強時間と比べたら、React.js のほうが勉強しやすいし、強制的に簡単なアプリ作れます。ここで、React.js がいいなと思います。AngularJS の機能は時々複雑すぎて、理解するには時間がかかります。
最後パフォーマンスについて。どんな Framework を使っても、それなりのコストが発生します。勉強時間とか、Framework のロード時間とかいろいろ。ただ、Framework を使うと、開発の効率も向上するし、Unit Tests と End-2-End Tests のツールも簡単に使えるようになります。そこは総合的に考慮しなければなりません。
これがいいですね: The Cost of Frameworks
自分の感じでは、React.js は 3-4 倍ぐらい、AngularJS より速いです。DOM のレンダリングスピードがそこまで速いと感じたら、AngularJS 好きな私も、さすがに考えます。100ms の React.js と 300ms の AngularJSの差、200 ms は大きいです、End user の視点から見ると。
ただ、React.js も万能じゃないので、Virtual DOM のツリーを毎回比べるので、App が大きくなると、遅くなります。
React のパフォーマンス
隣のチームでは AngularJS と React.js を同じプロジェクトに使おうとしていますが、Architect が反対しているそうです。理由として、二つの技術を混ぜたくないです。将来メンテナンスに難があると考えてるでしょう。。。私は両方をうまく使い分けしたほうがいいと思って、混ぜるのが賛成ですけど。
今、私に AngularJS と React.js どっちがいいと聞かれると、アプリの性質や、開発期間とかによって、両方を使いたいなと思います。。。
個人的には React.js の Component が AngularJS の Directive より使い易いと思います。もし会社全体的に React.js を使うなら、WebPack を使って、Component を充実したら、AngularJS より使い易いと思います。
AngularJS 2.0 も Lazy Loading などできたら、どっちを使うかまた悩むところです。。。
あ、もう一つ、現在 AngularJS のライブラリが多くて、成熟していますが、React.js の場合、まだまだ発展途中で、NPM からインストールした Component にはバグがあったり、機能面ちょっと足りなかったり部分があります。もし、複雑な Web App を開発するなら、AngularJS のほうがいいかもしれません。
まぁ、後日経験を積んで、また比べましょう。
追伸: React.js には isomorphic 機能がサポートしています。いわゆる、サーバー側もクライアント側も同じコードで Web App をレンダリングできます。つまり、サーバー側も同じ JS コードで、まず Web App の HTML をレンダリングして、その HTML コードがクライアント側でロードして、同じ JS コードを実行すると、イベントハンドラーや、ルートなども初期化して、Web App が動くようになります。これは Web App のロードスピードをかなり加速できます。
サーバー側、Node.js を使うなら、簡単にできますが、Facebook がいろんな言語を対応しているそうです。こちら ASP.NET バージョンです:
reactjs.net
今のプロジェクトでは、isomorphic 使ってないので、来年早々やってみようと思っています。
では、また。
先月から、つい新しいプロジェクトが始まって、React.js を毎日使うようになりました。開発してるページは結構複雑なウェブアップで、Back End は ASP.NET C# WebApi を使って、Ajax でデータを取得してから、すべてのロジックは Client サイドにあります。
今全てのページも一つの App にして、実際レンダリングは JavaScript になっています。それも React.js の哲学の一つ:DOM は遅い、JavaScript は格段に速い。あと、AngularJS のテンプレートと違って、Component が JSX で JS コードで直接 HTML をコントロールしています。
JS コードだから、何をやろうとすると、結構やりやすいです、テープレートに比べたら。ただ、JSX を普通の JS コードに変更するにはちょっと時間がかかります。今 WebPack と Babel を使っています。Gulp Watch を使って、JSLint も含めて、コンパイルは約 3 秒ぐらいかかります。これは遅いと感じています。AngularJS の場合、コンパイルが必要ないから、スタイリングするとき、やりやすいです。WebPack を通すと、ちょっと時間がかかるため、Watch をうまく使わないと、開発効率が下がります。今、Gulp のタスクをさらに細かくにして、コンパイル時間を1秒いかに抑えたいです。ここで、AngularJS の開発効率は高いと思います。
次は Flux という Framework です。AngularJS の場合、テンプレートから、Service まですべての MV* を提供しています。React.js は UI Library だから、Flux とうまく合わせて、一つの Framework になります。Flux は結構簡単なもので、何かをやろうとすると、AngularJS と比べたら、やりにくく感じます。ただ、Flux は簡単ゆえに、アプリ全体の構造も簡単になります。AngularJS みたいに、2ヶ月ぐらい勉強時間と比べたら、React.js のほうが勉強しやすいし、強制的に簡単なアプリ作れます。ここで、React.js がいいなと思います。AngularJS の機能は時々複雑すぎて、理解するには時間がかかります。
最後パフォーマンスについて。どんな Framework を使っても、それなりのコストが発生します。勉強時間とか、Framework のロード時間とかいろいろ。ただ、Framework を使うと、開発の効率も向上するし、Unit Tests と End-2-End Tests のツールも簡単に使えるようになります。そこは総合的に考慮しなければなりません。
これがいいですね: The Cost of Frameworks
自分の感じでは、React.js は 3-4 倍ぐらい、AngularJS より速いです。DOM のレンダリングスピードがそこまで速いと感じたら、AngularJS 好きな私も、さすがに考えます。100ms の React.js と 300ms の AngularJSの差、200 ms は大きいです、End user の視点から見ると。
ただ、React.js も万能じゃないので、Virtual DOM のツリーを毎回比べるので、App が大きくなると、遅くなります。
React のパフォーマンス
隣のチームでは AngularJS と React.js を同じプロジェクトに使おうとしていますが、Architect が反対しているそうです。理由として、二つの技術を混ぜたくないです。将来メンテナンスに難があると考えてるでしょう。。。私は両方をうまく使い分けしたほうがいいと思って、混ぜるのが賛成ですけど。
今、私に AngularJS と React.js どっちがいいと聞かれると、アプリの性質や、開発期間とかによって、両方を使いたいなと思います。。。
個人的には React.js の Component が AngularJS の Directive より使い易いと思います。もし会社全体的に React.js を使うなら、WebPack を使って、Component を充実したら、AngularJS より使い易いと思います。
AngularJS 2.0 も Lazy Loading などできたら、どっちを使うかまた悩むところです。。。
あ、もう一つ、現在 AngularJS のライブラリが多くて、成熟していますが、React.js の場合、まだまだ発展途中で、NPM からインストールした Component にはバグがあったり、機能面ちょっと足りなかったり部分があります。もし、複雑な Web App を開発するなら、AngularJS のほうがいいかもしれません。
まぁ、後日経験を積んで、また比べましょう。
追伸: React.js には isomorphic 機能がサポートしています。いわゆる、サーバー側もクライアント側も同じコードで Web App をレンダリングできます。つまり、サーバー側も同じ JS コードで、まず Web App の HTML をレンダリングして、その HTML コードがクライアント側でロードして、同じ JS コードを実行すると、イベントハンドラーや、ルートなども初期化して、Web App が動くようになります。これは Web App のロードスピードをかなり加速できます。
サーバー側、Node.js を使うなら、簡単にできますが、Facebook がいろんな言語を対応しているそうです。こちら ASP.NET バージョンです:
reactjs.net
今のプロジェクトでは、isomorphic 使ってないので、来年早々やってみようと思っています。
では、また。
2015年11月8日日曜日
Ract.js 概念から
最近、他のプロジェクトが忙しくて、短期的に助けに行きました。今、そのチームは Home Loan Calculator を作っています。会社初めての React.js を使う Web App です。最初の二日間はソースコードを読んでん、Gulp タスク、 WebPack を慣れるだけでした。
AngularJS より、React.js のほうが簡単でした。Component の概念をわかったら、もうだいぶどのように HTML をレンダリングするかをイメージできるようになりました。
まず、React.js はただの UI ライブラリです。MVC 中の V または C-V だけです。まぁ、全て Component に Event Handler などを書けば、普通の Web App になるだけ。Reuse の観点から、やはりM(Model)をあったほうがいいです。その C-V と M の間に座るのは Facebook は Dispatcher というものを勧めています。下記のサイトは詳しく紹介しています。
Flux アーキテクチャー
React.js は App をレンダリングには Virtual Dom というものを内部で持っています。DOM 操作をする前に、次なる状態 (props, state) を使って、現在の Virtual DOM をまず比べます。その結果を基づいて、DOM 更新を行います。ここのフィロソフィーは JavaScript は DOM 操作よりかなり速いです。そうすると、Web App 全体が速く実行できます。自分で使ってみたら、Chrome のパフォーマンスツールによると、多分4倍ぐらい React.js ほうが速いです。(React.js 300ms - AngularJS 1300ms)まぁ、Web App の性質にもよりますけど。
また、 UI ライブラリとして、 React.js も Component の状態をコントロールするために、lifecycle 細かく複数のコールバック関数を分けています。下記のサイトをご参考を。
component specs, lifecycle
Flux を使うと、AngularJS と比べたら、機能をどのように入れるかの設計フェーズはちょっと難しいです。ng-controller, service みたいの概念がないから、例えば、Ajax call はどこに入れるかと考えると Action にするか、data store に入れるか、または Component に入れる。。。いろいろ選択しがありますが、今のアプリでは action に入れています。success の call back に Dispatcher を使って、Store をアップデートしてから、その store の中から、Change event を Emit して、UI (Component) を更新するようになっています。
アプリ全体の設計も AngularJS と違って、まず App という体制を作って、その App の中には Header, Inputs, Results, Footer などの Component 入れます。各 Component もさらに細かい、小さい Component を持っています。これをベースに、React.js は Virtual DOM を作ります。
Component は props (properties)、と state が持っています。props は親の App から、attributes に設定したものです。state は component 自分でメインテナンスします。props と state を変わると、React.js は自動的に Render() function を呼び出して、DOM の再レンダリングします。
具体的に、どのように動くかは後日また詳しく。
AngularJS より、React.js のほうが簡単でした。Component の概念をわかったら、もうだいぶどのように HTML をレンダリングするかをイメージできるようになりました。
まず、React.js はただの UI ライブラリです。MVC 中の V または C-V だけです。まぁ、全て Component に Event Handler などを書けば、普通の Web App になるだけ。Reuse の観点から、やはりM(Model)をあったほうがいいです。その C-V と M の間に座るのは Facebook は Dispatcher というものを勧めています。下記のサイトは詳しく紹介しています。
Flux アーキテクチャー
React.js は App をレンダリングには Virtual Dom というものを内部で持っています。DOM 操作をする前に、次なる状態 (props, state) を使って、現在の Virtual DOM をまず比べます。その結果を基づいて、DOM 更新を行います。ここのフィロソフィーは JavaScript は DOM 操作よりかなり速いです。そうすると、Web App 全体が速く実行できます。自分で使ってみたら、Chrome のパフォーマンスツールによると、多分4倍ぐらい React.js ほうが速いです。(React.js 300ms - AngularJS 1300ms)まぁ、Web App の性質にもよりますけど。
また、 UI ライブラリとして、 React.js も Component の状態をコントロールするために、lifecycle 細かく複数のコールバック関数を分けています。下記のサイトをご参考を。
component specs, lifecycle
Flux を使うと、AngularJS と比べたら、機能をどのように入れるかの設計フェーズはちょっと難しいです。ng-controller, service みたいの概念がないから、例えば、Ajax call はどこに入れるかと考えると Action にするか、data store に入れるか、または Component に入れる。。。いろいろ選択しがありますが、今のアプリでは action に入れています。success の call back に Dispatcher を使って、Store をアップデートしてから、その store の中から、Change event を Emit して、UI (Component) を更新するようになっています。
アプリ全体の設計も AngularJS と違って、まず App という体制を作って、その App の中には Header, Inputs, Results, Footer などの Component 入れます。各 Component もさらに細かい、小さい Component を持っています。これをベースに、React.js は Virtual DOM を作ります。
Component は props (properties)、と state が持っています。props は親の App から、attributes に設定したものです。state は component 自分でメインテナンスします。props と state を変わると、React.js は自動的に Render() function を呼び出して、DOM の再レンダリングします。
具体的に、どのように動くかは後日また詳しく。
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