Code

2016年5月22日日曜日

React.js での DOM 操作

 React.js を使うと、よくある DOM node に CSS クラスだけを設定したり、その DOM node の高さを変えたいときがあります。
 DOM 操作をする場合、componentDidMount、と componentDidUpdate 二つ箇所を考えなければなりません。最初 Component が render する場合、React.js は Virtual DOM を作成して、実際の DOM に追加されたら、componentDidMount 関数が呼び出されます。その中に、findDOMNode(this) を使ったり、this.refs.REF を使って、DOM node へのアクセスは可能です。また、component に新しい props が設定されたり、setState を読んだりすると、componentDidUpdate が最後に呼び出されます。Mount される時と同じ、DOM nodeを取得して、操作できます。
 親と子の関係について、まず子の didMount と didUpdate 関数が呼び出されて、最後に親の関数が呼び出されます。

 もし親に CSS クラスを追加する場合、setState を使うと、全 App の子 Component が re-render するので、スピードだけを比較すれば、直接 DOM を操作するほうが速いかもしれません。ただ、DOM 操作を直接やると、Virtual DOM と実際の DOM が合わなくなるので、一回やると、もう関係ある DOM の更新を全て自分でしなければなりません。App 全体の構造から見ると、それは良くないです。オススメできないです。(自分の経験から見ると、逆に面倒です。)
 この場合、shouldComponentUpdate 関数を使ったほうがいいです。まず、各 Component を作るとき、どのような props または state 値変更があったら、更新すべきかを考えたほうがいいです。その値の比較を shouldComponentUpdate の中に書いて、例えば:
    return this.props.PROP !== nextProps.PROP || this.state.STATE !== nextState.STATE;

 そうすると、親が setState を自分の state を更新して、子 Component の PROP が関係ない場合、その子の shouldComponentUpdate が false を返して、Virtual DOM の比較が行われなく済みます。
 React.js はこのような DOM 操作をまとめてします。また Browser もそのような処理が入っていて、できるだけ画面更新を一回でやりたいです。個別の DOM 操作と比べると、そんなに遅くないです。
 React.js も pure render mixin が提供しています。もし自分で shouldComponentUpdate を書きたくない場合、その mixin を使えば、同じ効果が得られます。(props で関数を子 Component 渡す時、関数の Bind を使わないように。なぜなら、bind は毎回新しい関数が返されますので、reference が更新されて、pure render mixin はいつも true となります。)

 AngularJS が最初に出た時、使い方として、directive に DOM 操作すべきとか Think in AngularJS way がありました。 React.js も同じように、できるだけ、React.js にいろんな操作をやらせるべきです。
 Think in React.js way です。

 それでは。

0 件のコメント:

コメントを投稿