基本的に、protractor の config js ファイルにあるものはそのままコマンドラインにパラメーターを書けば、上書きできます。常用のものは
--baseUrl="NEW URL" <- これでテスト対象の URL が変更できます。テストケースの中に browser.baseUrl から取得可能です。
--params.xxx.xxx=NEW VALUE <- もし、config js に pramas フィールドが追加されるなら、params の値を送れば、NEW VALUE が適用されます。
もし、一つだけのテストケースを実行したいなら、
--suites=SUITE NAME
--specs=TEST CASE FILE NAME
で、ターゲットスイート、テストケースファイルが実行できます。複数実行したい場合、 コマで区切れば、protractor がそのまま実行できます。
テスト結果のレポートは HTML バージョンは下記のライブラリをつかれば、簡単につくれます。スクリーンショット付きで。
package/protractor-html-screenshot-reporter
config js ファイルの onprepare 関数に Jasmine の reporter を設定すれば、自動でフォルダに HTML と画面キャプチャーが作成されます。
あと、selenium sever をサーバーのものを使いたいなら、
--seleniumAddress を使えば、どこかのサーバーアドレスに設定できます。localhost じゃなくて。
注意すべきところは、リモートサーバーを使いたいなら、タイムアウト時間をちょっと長めに設定したほうがいいです。
これも Jasmine のものと合わせて、config js ファイルに
allScriptsTimeout: 30000 <- WebDriver の script タイムアウト時間を 30 秒に設定
jasmineNodeOpts: {defaultTimeoutInterval: 30000} <- Jasmine timeout を 30秒に設定
あと、ページタイムアウト、これを browser.get(url, time) 第二の引数に設定するも可能です。
getPageTimeout:30000
どのブラウザーでテストするには、capabilities, multi-capabilities で設定できるので、注意は一つ。
IE の場合、IEDriver の問題で 64bit が超遅いです。IE 11も対応してないので、IE10 + 32bit driver を使えば、回避できます。
record&play ツールとして、firefox には selenium builder を使えば、protractor js フォーマットのテストケースはそのままできますので。活用すれば、時間の節約に。
selenium builder
ただ、できたケースはコードはあまり良くないし、select には作成できないので、これを locator の element(by.options()), by.repeater で自分で書くしかないです。
それでは、また。
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