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2014年11月9日日曜日

protractor コマンドラインと補助ツール

 基本的に、protractor の config js ファイルにあるものはそのままコマンドラインにパラメーターを書けば、上書きできます。常用のものは
   --baseUrl="NEW URL"  <- これでテスト対象の URL が変更できます。テストケースの中に browser.baseUrl から取得可能です。
   --params.xxx.xxx=NEW VALUE <- もし、config js に pramas フィールドが追加されるなら、params の値を送れば、NEW VALUE が適用されます。

 もし、一つだけのテストケースを実行したいなら、
  --suites=SUITE NAME
  --specs=TEST CASE FILE NAME
 で、ターゲットスイート、テストケースファイルが実行できます。複数実行したい場合、 コマで区切れば、protractor がそのまま実行できます。
 
 テスト結果のレポートは HTML バージョンは下記のライブラリをつかれば、簡単につくれます。スクリーンショット付きで。
package/protractor-html-screenshot-reporter

  config js ファイルの onprepare 関数に Jasmine の reporter を設定すれば、自動でフォルダに HTML と画面キャプチャーが作成されます。

 あと、selenium sever をサーバーのものを使いたいなら、
  --seleniumAddress を使えば、どこかのサーバーアドレスに設定できます。localhost じゃなくて。
 注意すべきところは、リモートサーバーを使いたいなら、タイムアウト時間をちょっと長めに設定したほうがいいです。
 これも Jasmine のものと合わせて、config js ファイルに
  allScriptsTimeout: 30000 <- WebDriver の script タイムアウト時間を 30 秒に設定
  jasmineNodeOpts: {defaultTimeoutInterval: 30000} <- Jasmine timeout を 30秒に設定
 あと、ページタイムアウト、これを browser.get(url, time) 第二の引数に設定するも可能です。
  getPageTimeout:30000

 どのブラウザーでテストするには、capabilities, multi-capabilities で設定できるので、注意は一つ。
 IE の場合、IEDriver の問題で 64bit が超遅いです。IE 11も対応してないので、IE10 + 32bit driver を使えば、回避できます。
 
 record&play ツールとして、firefox には selenium builder を使えば、protractor js フォーマットのテストケースはそのままできますので。活用すれば、時間の節約に。
 selenium builder
 ただ、できたケースはコードはあまり良くないし、select には作成できないので、これを locator の element(by.options()), by.repeater で自分で書くしかないです。

 それでは、また。

2014年10月18日土曜日

Protractor での自動テスト

 先週から、検証チームを助けて、Protractor での自動テストが始めました。先日ダウンロードして、インストールしようと思ったんですけど、npm がなぜかshanum エラーが出ました。調べたら、ネットワークのせいかもしれないと、もう一回インストールして、無事成功しました。
 Protractor を動かすには、まず Selenium サーバーを起動して、config ファイルにそのアドレスと、spec の場所を入れて、後、Jasmine sytax での spec が必要です。
 Protractor とともに、webdriver-manager と言う Node のコマンドがインストールされます。webdriver-manager update を実行すると、google から chromedriver.exe, IEserverdriver.exeと、Selenium jar ファイルがダウンロードされます。その後、webdriver-manager start で selenium サーバーが起動されます。Jetty なんちゃら 4444 がコンソールに表示されたら、起動成功。
 その後、config に下記の JSON を記入して、spec を書いて、すぐ実行できるようになります。
exports.config = {
  seleniumAddress: 'http://localhost:4444/wd/hub',
  specs: ['todo-spec.js']
};
spec のサンプル:
describe('angularjs homepage todo list', function() {
  it('should add a todo', function() {
    browser.get('http://www.angularjs.org');

    element(by.model('todoText')).sendKeys('write a protractor test');
    element(by.css('[value="add"]')).click();

    var todoList = element.all(by.repeater('todo in todos'));
    expect(todoList.count()).toEqual(3); browser.sleep(3000);
    expect(todoList.get(2).getText()).toEqual('write a protractor test');
  });
});
protractor conf.js を実行すれば、angular のウェブページが表示されて、TODO に自動的に一つアイテムを追加されて、その後、 TODO の数をチェックして、終了。

 注意すべきところは、protractor は selenium のラッバーみたいなもので、AngularJS 終了を待ってから、コマンドを実行してます。(おそらく、Angular の phase をチェックしてるかもしれない)、もし、ウェブページに Angular がなければ、変なエラーが出るのです。原因は protractor ずっと待ってて、待ち続けて、タイムアウトになります。
 このとき、browser.get や element などが使えなくなります。browser.driver を使うべきです。browser.driver は webdriver js で、findElement などが使えます。この時、適当に sleep を入れて、JS の実行完了や、ajax の実行などを自分でまつ必要になります。。。
 やはり、protractor が使いやすいですね。
 
 後日、また続きを。それでは。