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2015年1月25日日曜日

RESTful API のデザイン

 先日から、新しいプロジェクトが始まりました。いろいろデザインとか、ポソナーとか紹介されて、面白そうです。今回は旧システムの改造も、 UI の改善も、モバイルファーストでする予定です。
 バックエンドは完全に書き換えるではなくて、API を追加して、フロントエンドをサポートする形になります。だいぶのロジックはフロントエンドでやる予定です。それで、フロントエンドもっと自由にデータを操作できるのように、データも RESTful API に合うように、少し改造する予定です。
 RESTful API はリソースの C(reate)R(ead)U(pdate)D(elete) を Post, Get, Put, Delete HTTP Request にマップする技術で、今は結構使われています。MongoDB なども RESTful API を提供するモジュールもあったり、CouchDB は完全に内部サポートしています。Oracle の最近の Non-SQL DB もサポートしています。
 実際作るとき、例えば、ツイターのフォロー関係も一つのリソースと考えていいです。メンバーが 登録される後、他の人をフォローすると、このような関係を DB に入れる時、実体はないけどれ、 実存しています。
 今は AJAX を使って、HTTP の Method を指定することで、Delete など直接サーバーに送ることができます。もし、JavaScript が使えない場合、現在のフレームワークは Hidden フィールドを使って、そのままサーバーで、API にマップすることもできます。

 来週から、もう完全に API チームに配属されますので、しばらくは JavaScript 触れないが、最近出てくる新しいものがあまりないし、AngularJS 2.0 も開発中ですので、ちょっと待ちましょう。:)

それでは。

2014年12月31日水曜日

擬似要素 (pseudo element) の取得

 IE 8 から、擬似要素がサポートされて、現在すべてのブラウザーがサポートされるようになりました。:before や, :after を使えば、DOM Tree は時に綺麗になることがあります。例えば、アイコンをある要素の前に挿入した場合、通常 <i> 要素を入れるか、background-image を使って、padding を追加する方法がありますが、擬似要素の :before の content に url(xxxx) を入れると、background-image と同じ効果になります。そうすると、余計なことをしなくて、単純にそのアイコンを操作することができます。
 昨日、サイトに :before 要素を javascript で取得して、操作しようとのケースがありました。擬似要素をどのように javascript で取得するかを調べてみました。メモしておきます。
    window.getComputedStyle(element, ':before')
 content attribute を取得する場合、上記で取得したスタイルの後ろに .content を追加すれば、取得できます。
 また擬似要素の content に複数文字列を表示したい場合、単純に
  el:before {
        content: "Num" counter(item) "."
    }
 のようにリストすればいいです。

 CSS にこのような擬似要素を使えば、いろんな面白い効果ができます。例えば:
 CSS icons
 また、今流行っている font graphic を使えば、例えば、
 Font Awesome
 このように、フォントを使えば、font-size を使えば、大きさも調整できるし、Retina の hi-res のスクリーンも難なく対応できます。SVG より、こっちのほうが使い易いと思います。
 それでは。

2014年12月2日火曜日

スクリプットタグでのテンプレート問題

 最近、IE 8 で Bad HTML の解釈が他のブラウザーと違ってて、プログラムが動かなくなったことが発見しました。
 基本的に、あってはいけないことですが、<script></script> の中に、他の <script> tag が定義されて、W3C の標準に違反になりますが、ブラウザーは自分の解釈で実行できてますけど、どうやら、この場合、IE 8 だけ、</div> が追加されるそうです。。。
 
 W3C の標準とブラウザーの実装は基本的に同じですので、</script> という close tag を探して、script の終了をわかるようになります。もし <script> の中に他の <script> tag を入れたら、このルールが破れますので、どのように実行するかはブラウザーに任せます。。。
 これで、最新のブラウザー (IE9 ~) は問題なく、正確な HTML と同じように解釈しますけど、 IE8 は独自のルールに従います。。。

 まぁ、IE 8 の使用率はもう 2% 以下だから、直さなくてもいいと思います。
 それでは。

2014年11月20日木曜日

IE 11 userAgent 変更

 今日、隣のチームが変なバグを遭遇しました。一般的には IE8 では動かないバグがよくありますが、今回は IE11 で editor が動かなくなりました。具体的に言うと、chrome などのブラウザーでは、rich text editor が自動的に生成されますが、IE 11 では普通の textarea になっていました。
 ちょっと調べてみたら、なぜか、iframe が生成されるコードが実行しなくなりました。もう少し確認したら、IE 11 はサポートブラザー外になりました。
 コードを追ってみると、userAgent を取得して、"MSIE" をチェックして、IE のバージョンを確認する処理がありました。IE 11 では MSIE という文字列がなくなったことが発見しました。
 へ〜、本当に起こりました。。。こういうことは。
 以前予想していましたが、実際起こるのですね。userAgent でブラウザーを判断することはよくないと以前から話してましたが、まだいろいろライブラリーがそれを使ってますね。。。
 まぁ、ブラウザーの userAgent は相変わらずごちゃごちゃですけど。。。

 今回は rv:11.0 からバージョンは取得できるので、それをコードに追加して、うまくいきました。。。ただ、他のスクリプットエラーが出て。。。
 x-ua-compatible を EmulateIE9 に追加したら、実行できました。。。
 なんでだろうね。。。

 MS も IE 11 をおしているようです。面白いサイトです:
 http://www.rethinkie.com/hello-again/#/intro

2014年11月9日日曜日

protractor コマンドラインと補助ツール

 基本的に、protractor の config js ファイルにあるものはそのままコマンドラインにパラメーターを書けば、上書きできます。常用のものは
   --baseUrl="NEW URL"  <- これでテスト対象の URL が変更できます。テストケースの中に browser.baseUrl から取得可能です。
   --params.xxx.xxx=NEW VALUE <- もし、config js に pramas フィールドが追加されるなら、params の値を送れば、NEW VALUE が適用されます。

 もし、一つだけのテストケースを実行したいなら、
  --suites=SUITE NAME
  --specs=TEST CASE FILE NAME
 で、ターゲットスイート、テストケースファイルが実行できます。複数実行したい場合、 コマで区切れば、protractor がそのまま実行できます。
 
 テスト結果のレポートは HTML バージョンは下記のライブラリをつかれば、簡単につくれます。スクリーンショット付きで。
package/protractor-html-screenshot-reporter

  config js ファイルの onprepare 関数に Jasmine の reporter を設定すれば、自動でフォルダに HTML と画面キャプチャーが作成されます。

 あと、selenium sever をサーバーのものを使いたいなら、
  --seleniumAddress を使えば、どこかのサーバーアドレスに設定できます。localhost じゃなくて。
 注意すべきところは、リモートサーバーを使いたいなら、タイムアウト時間をちょっと長めに設定したほうがいいです。
 これも Jasmine のものと合わせて、config js ファイルに
  allScriptsTimeout: 30000 <- WebDriver の script タイムアウト時間を 30 秒に設定
  jasmineNodeOpts: {defaultTimeoutInterval: 30000} <- Jasmine timeout を 30秒に設定
 あと、ページタイムアウト、これを browser.get(url, time) 第二の引数に設定するも可能です。
  getPageTimeout:30000

 どのブラウザーでテストするには、capabilities, multi-capabilities で設定できるので、注意は一つ。
 IE の場合、IEDriver の問題で 64bit が超遅いです。IE 11も対応してないので、IE10 + 32bit driver を使えば、回避できます。
 
 record&play ツールとして、firefox には selenium builder を使えば、protractor js フォーマットのテストケースはそのままできますので。活用すれば、時間の節約に。
 selenium builder
 ただ、できたケースはコードはあまり良くないし、select には作成できないので、これを locator の element(by.options()), by.repeater で自分で書くしかないです。

 それでは、また。

ローカル Web App : AngularJS + ExpressJS + Node.js

 先週、検証チームから依頼があって、protractor を UI で動くようにしたいと。確かに、コマンドラインはちょっと使いづらいので。慣れてる人は、それでいいかもしれないけど、テスターはやはり、もうちょっとビジュアル的な UI や、テストケースレポートが欲しがるようです。
 いろいろ考えてみると、protractor も Node.js で動かしているので、そのまま Node を使えるなら、HTML 5 の Web App を作れば、簡単に UI ができるし、NodeJS の力を使って、コマンドラインを実行すれば、早くできると思われました。
 実際調べて見たら、Express.js と Hapi.js みたいなライブラリーがあって、web server もすぐ立てられそうです。また将来、コードをそのまま使って、どこかのサーバに置いたら、同じ UI で、すぐ Online できるので、メリットが大きいです。
 それで、AngularJS を Front End で、Express.js を Back End にして、ツールを作ることになりました。インストールは npm で済ませて、Yeoman, bower で AngularJS のアップを作って、grunt でビルドなども立てて、すぐ開発に入りました。
 Express.js に generator がついてるので、それを使って、Back End のアプリも簡単に立ち上がりました。
    $ npm install express-generator -g
  $ express myapp
  下記のフォルダストラクチャーができました。app.js に path に基づいて、get, post などを書けば簡単には response 作れるようになります。static ファイルを front end に送るには、 sendfi le 関数を使えば、protractor のテスト結果レポートも簡単に Front End で表示できる。
.
├── app.js
├── bin
│   └── www
├── package.json
├── public
│   ├── images
│   ├── javascripts
│   └── stylesheets
│       └── style.css
├── routes
│   ├── index.js
│   └── users.js
└── views
    ├── error.jade
    ├── index.jade
    └── layout.jade

7 directories, 9 files

さらに、もし興味があれば、 MEAN.js というライブラリがあるので
mean.js
MangoDBをデータベースとして、フル JavaScript のアプリも簡単につくれます。
Meteor も有名です。そのまま iPhone, Android アプリも作れるので、どんどん良くなっています。

それでは。

2014年10月31日金曜日

IE8 AngularJS & jQuery ui - problem -> ng-non-bindable の使い方

 昨日、隣のチームから変なバグが聞かれました。具体的に、jQuery ui の datepicker が IE8 では動かなくなった。まぁ、最新版の AngularJS は IE8 サポートしてないから、問題ないけど、今のプロジェクトでは 1.0.8 を使ってるし、IE8 もサポート対象ブラウザーなので。。。あ〜頭が痛くなる。。。
 jQuery の datepicker のサープルを IE8 で開いて、動きは正しいようです。多分、AngularJS と jQuery ui の間に何か干渉が起きたと思われました。HTML を見てみたら、各日付の <td> tag 中の <a> に <!-- IE fix --> コメントが追加されたことが気づきました。AngularJS には <a> tag を IE8 での特別処理が入ってるようです。
       // add a comment node to anchors to workaround IE bug that causes element content to be reset
      // to new attribute content if attribute is updated with value containing @ and element also
      // contains value with @
      // see issue #1949

つまり、AngularJS は上記の IE fix コメントを追加したのです。一般的なライブラリは innerHTML を使って、タグの内容を取得すると、その IE fix も一緒に取得されるのです。parseInt などを使うと、エクセプションが throw されます。本来数字のみ入っている場所に他の文字列が入ったので、何か起きると、不思議ではない。
 
 もう少し調べてみたら、Angular は ng-non-bindable という directive を提供しています。これを使うと、 Angular は HTML DOM をスキャンする時、そのブロックをスキップさせます。つまりその中にある要素は Angular の $digest サイクルに入らない。
 これで、Angular は勝手に <a> tag 何かを入れることがなくなります。問題解決。

 今後 IE 8 をサポートしている間、気をつけないと。
 それでは。